「地下」なんてない

今日は思ったことをつらつらと。


「地下アイドル」という言葉があります。女性アイドルの中でも規模が小さい、あまり売れていないものを指すときに使われますよね。じゃあそれに対するものとして何があるかというと、まあハロープロジェクトくらいしかないわけです。一時に比べれば低迷したとも言えますが、毎年1万人規模の会場を埋められる固定層は、未だ健在なわけです。
私はメインとなる現場を2回変えているのですが、時折前の仲間から軽いバッシングを受けるんですよ(w どうもハロヲタは、自分がハロプロオンリーだったときもそうだったんですが、ハロプロこそ至高の存在だと捉えてる節があるといいますか。必ずしもみんながそうだというわけではありませんが。まあ自分の場合は「DDだから」と言って流してますけど。ネットの書き込みを見ても、ハローから流れる先として顕著なのがAKB48ですが、AKBに行くようじゃダメだという否定的な意見も見かけます。


でもですよ、地下のいったい何がダメなんです?
人気という面で見ると劣るというだけで、それぞれに別個の良さはある。そこに好き嫌いはありますが不正解はないはずです。
自分の中でこの結論に達したとき、ちょっと感動した(笑)ハロプロにも、AKBにも、地下にも素晴らしいと思えるステージはありました。まあ地下はひとくくりにするには、ちと広いですが。ハロプロだから良いというわけではないでしょう。


もちろんハロプロを批判も否定もする気はないです。アリーナクラスの会場をいっぱいに使ったステージはここでしか見られません。1万本のサイリュームの海に埋もれるのも快感だったりします。けど、裏を返せば倍率も高いわけで。今年に入ってFCで自分用に申し込んだ公演は全て落選しています。
今メインにしている地下の1つ「桜井聖良」の現場は、必死にならずとも、チケットが取れないことはまずありません。ただ難点は、アイドルヲタと言われる人たちの中でも知名度が低いことです。自分もそうですが、全く知らないものにはなかなか興味を示しませんから。


ハロプロも、AKB48も、ジュニアアイドルも、その他地下アイドルと呼ばれるものも全てアイドルに変わりはありません。それぞれにアイデンティティがあります。しかし、上下はないと考えます*1。これが私が「地下なんてない」という根拠です。ただ、自分が良いと思ったところに行く。それでいいんじゃないでしょうか。

*1:人気という物差しを用いた場合は上下になってしまいますが、その測り方だけが普遍的な正解というわけでもないでしょう