10/14ひろゆき講演

http://news.livedoor.com/article/detail/3345285/
これです。慶応大学のSFC*1で2ちゃん管理人やニコ動運営会社の取締役として有名な「ひろゆき」氏が講演を行うということで、はるきと見に行ってきました。12時開演だったのだが、ひろゆきは30分の遅刻。理由は「こんなに遠いとは思わなかった」と。只者じゃない!?
形式は、慶應の学生(SFCじゃないけど)が質問を投げかける形式。男女1名ずつだったんだけれど、特に女性の方はあまり話が上手ではなく、さほど盛り上がらなかったのが残念。ひろゆき自身はすごく面白い人なんだなという印象。ウェブに関わり始めたのは、大学時代に友人とホームページのアクセス数比べをしたのがきっかけだとか。ちなみに大学時代は、原付で片道一時間半かかったので、行くからには有意義に時間を過ごしたいと思い視聴覚室で映画を観ることが多かった。が、とにかく勿体無いから数を見ようとして面白いのかもよくわからずひたすら観ていた、と。ちょっと変わり者かな?(笑)


会社をいくつも経営してきたというのでバイタリティ溢れる人なのかと思いきや、情熱やひたむきさはあまり感じられなかった。「自分がいないと成り立たないシステムではとにかく大変になってしまうので、なるべく自分がいなくても回転するものを作るようにしている」「2ちゃんねるはn対nのやり取りが常に行われていて、もう自分の意思を介入させる余地はない。使い手が望むように動いていく」「映画やゲームはマスターが完成したら手を触れられないのであらゆる反対を想定して完璧なものを作らなければならない。その点、ウェブは間違ってたら後から手直しすればいい。映画なんかは制作費がかかっているだけに面白いものが出来ているけど、ウェブはたかが知れてる。だから大して面白くないよ。実際、自分もネットはあまりせずゲームばかりしてる」とかね。


あとは、質問に答える形式だったので、何点か
ニートが働き始めたら大変なことになる。その分失業者が出るわけだから。だから、彼らにはもうちょっとすねをかじっててもらったほうがいい」
「裁判所は面白いよ。裁判官なんかになる人は知的好奇心がすごく強い人が多いから、喋っていると面白い。一度くらいは訴えられてみるといいかも」
「ネットに書き込むにあたり、匿名でいるかどうかは自由。匿名でなければいけないなんて規定はどこにもない。個人情報をどこまで出すかは個人に委ねられる。ただ、誰も彼もが全て実名だったらややこしいことになるから匿名を認めてるだけで。実際、自分は名前も顔も隠してない」
「別に失踪なんてしてなかったんだけど。普通に家にいた。ただ、友達から「失踪したことになってる」って聞かされてへえ〜って」


ちょっと司会が頼りなかったけれど、彼の考えの一面を知ることが出来て有意義な時間でした。ホールには500人来てたかな?もっと人が集まると思ってたんだけどそうでもなかった。帰り際にひろゆき氏の好物うまい棒が配られました。めんたい味でした。


ひろゆき氏のセリフはメモを元に書き出しているので、そのままではないですが、大体こんな発言をしていました。

*1:湘南藤沢キャンパス