8/10シンデレラ the ミュージカル

11時の公演でした。2列80番という極端な席。確かに前ですが、上手端から3席目なので見づらいといえば見づらい。座るとちょうど目線の高さが舞台の高さなので、基本は見上げる形になります。コマ劇に入るのはこれで最後かなあ。。。
登場人物の紹介からいきましょうかね。続きを読むにはわっふるわっふる(違

ご存知主人公。親の不幸により親戚に居候の身だが、真面目で働き者で、夢見る女の子。

海外での留学を終え、帰国した王子。20歳。国中の女性からの憧れの的だが、本人は今ひとつ生きがいを見つけられないでいた。

イジワルな義理の姉。愛華みれ演じる母とともにシンデレラをいぢめるのに忙しい毎日。姉のジョイ(17)は元気っ娘、妹のポーシャ(16)はおバカさんでいいコンビ。この2人の掛け合いは見ていて心が和む。

国の軍隊の指揮官。ジュンジュンとリンリン*1を副官に連れている。フランツと聞くとゴールドランドの王子が浮かぶのは気のせいか。




あとは役名がわかりません。道重さゆみ光井愛佳は、森の妖精と町娘の1人2役。最初、妖精の女王の下で踊る妖精たちの中に、かわいこちゃんがいると思ったらみっつぃでした(笑)
ストーリーは、童話そのまんま。原作を元に脚本を書いているようで、少しシーンが多めかな。ちょっとムダと感じる場面もあったかも。端っこの席だったので、全体の隊列を見られないのが残念。あと、陰に隠れてるはずの馬車とかが見えたりもする。結構な空中滞在時間で驚いたり。個別の演技は、高橋愛は当然だが上手い。「高橋愛」としての歌では聞いたことのない音色を奏でることがあったね。ただ、テンションが上がってくると娘。の愛ちゃんの声になってたり。それで逆に、役に感情移入できてることがわかりました。
愛ちゃんが上手いのは知ってるけど、ガキさんの成長が光る。歌も演技もね。個人的に好きなのは、森の中でシンデレラを見つけ、「つまらない名前ですから・・・」のひと言で舞踏会の夜の女性だと気付くシーンかな。次のシーンはもう結婚式なんだけどね(笑)
聞くところによると、アドリブも結構多いとか。僕はもう見に行く予定はないんだけれど、ガラスの靴をムリヤリ履こうとするジョイの行動が毎回違うとか。僕が見た回は、ハンマーで靴を歪ませようとしていました(笑)継母に詰め寄られたフランツが素で「キモい・・・」と言ってたのが笑えた。


構成は3部構成です。舞踏会の夜、シンデレラがガラスの靴を落として逃げ去るところまでが第一幕。ニ幕は物語ラストまで。最後はライブパートです。セットリストは「C\C」「シャボン玉」「ザ☆ピ〜ス!」「リゾナント・ブルー」シャボン玉とかすっごい久しぶりだよ!つい、愛する人れいなだけって叫んじゃった。その後宝塚の人の歌があって、出演者がみんな出てきて終幕です。一度幕が上がり、簡単な挨拶があって全工程が終了となりました。


どうも不評なんだけど、リボンの騎士と比べちゃうと、ちょっとね。あっちはマンガが原作で、こっちは童話*2だからストーリーはリボンの騎士の方が絶対面白い。ただ、舞台を見に来たとして、充分楽しめる内容でした。機会があればまた行きたいくらいです。

*1:役名がわからない

*2:ホントの原作は恐ろしいシーンもあるようですが